アラン・トゥーサンが77歳で死去 “米国音楽の都”ニューオーリンズの音楽を牽引
アラン・トゥーサンが77歳で死去 “米国音楽の都”ニューオーリンズの音楽を牽引

 ニューオリンズのシーンを牽引してきた音楽家、アラン・トゥーサンが、11月9日(現地)、スペインはマドリードの公演後に死去したことが明らかになった。77歳だった。


 トゥーサンは1938年に“音楽の都”アメリカ・ニューオーリンズで生まれ、7歳の時にピアノを開始。50年代中盤にはファッツ・ドミノら地元の人気アーティストのセッションに参加し、音楽家としてのキャリアをスタートさせた。58年にはデビュー作『ザ・ワイルド・サウンド・オブ・ニューオーリンズ』をリリース。若くからプロデューサーとしても活躍し、アーロン・ネヴィルやラベルも手がけた。また、ポール・マッカートニーやエルヴィス・コステロといった英国の大御所からもリスペクトされ、共演・共作を果たしていた。


 また、トゥーサンは近年、頻繁に来日公演も行っていた。2015年も1月に東京および大阪で公演を行い、ファンの賞賛を浴びた。


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