ピアニスト・文筆家の青柳いづみこ【1915年のドビュッシー ショパンへの想い】開催 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

ピアニスト・文筆家の青柳いづみこ【1915年のドビュッシー ショパンへの想い】開催

このエントリーをはてなブックマークに追加
Billboard JAPAN
ピアニスト・文筆家の青柳いづみこ【1915年のドビュッシー ショパンへの想い】開催

ピアニスト・文筆家の青柳いづみこ【1915年のドビュッシー ショパンへの想い】開催

 ピアニスト・文筆家として活躍する青柳いづみこが、没後100年までカウントダウンコンサート【1915年のドビュッシー〈ショパンへの想い〉】を9月26日、白寿ホールにて開催した。

 今から100年前の1915年、死に至る病と第1次世界大戦にうちのめされ、創作意欲を失っていたドビュッシーに、ショパン全集の校訂という仕事が舞い込んできた。このショパンへの想いがドビュッシーの力を蘇らせ、「12の練習曲」「チェロとピアノのためのソナタ」「白と黒で」など晩年の名作が次々と生み出される契機になった。

 コンサートではまず晩年のショパンが新たな可能性をさぐった「チェロ・ソナタ」、そしてドビュッシーの「チェロとピアノのためのソナタ」を、チェリストの金子鈴太郎を共演者に披露され、ショパンの円熟した室内楽的アプローチと共に歌われる豊かな旋律、そしてドビュッシーの音響的遊び心が奏でられた。

 後半は青柳いづみこによるショパン「エオリアン・ハープ」から始まり、ドビュッシーがショパンに献呈した「12の練習曲」から「対比音のための」「アルペッジョのための」が演奏された。ここでもう一人の共演者である高橋悠治が登場。「5本指のための」「4度のための」をソロで弾いたあと、二人のピアニストによる若きショパンの4手連弾、最後にドビュッシーの2台ピアノのための「白と黒で」が披露され、静かで透明さの際立つ音の響きが空間を満たした。

 東京公演とはゲストの顔ぶれなどを変えながら、11月には名古屋、大阪で青柳いづみこによるショパンとドビュッシーの縁を紡ぐコンサートが開催される。演奏はもちろん、青柳いづみこによる洒脱なトークも見所、聴所となっている。是非足を運んで欲しい。text:yokano

◎公演情報
【レクチャーリサイタル~ショパンから生まれたドビュッシー】
日時 2015年11月14日(土) 18:00
会場 カワイ名古屋2F コンサートサロン「ブーレ」

【1915年のドビュッシー ~ショパンへの想い】
日時 2015年11月20日(金)19時開演
会場 大阪倶楽部(御堂筋線・京阪線「淀屋橋」)
お問い合わせ KCMチケットサービス 0570-00-8255


トップにもどる billboard記事一覧


関連記事関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい