【ソングライターの殿堂(Songwriters Hall of Fame)】に来年、“カーティス・メイフィールド賞”が新設されることになった。殿堂の奨学金プログラムの一環となる同賞の第1回贈呈式は、来年6月にニューヨークで行われる。

 殿堂のリンダ・モランCEOは、「“カーティス・メイフィールド賞”は、R&B/ソウルのパイオニアであったメイフィールドのひらめき、精神、ソウルが作品に反映されている前途有望なシンガー/ソングライターを表彰するものです。2000年に【ソングライターの殿堂】入りしたメイフィールドは、現役の間に1,700以上の曲を作りました。シンガー、ソングライター、ミュージシャンである彼は、名曲「ピープル・ゲット・レディ」、「キープ・オン・プッシング」、「スーパーフライ」などを含む作品を遺しました」と述べている。

 未亡人のアルセイダはステートメントにて、「カーティスの遺産を称え、再評価する時なのです。彼は常に自分の足でしっかりと立った才人でした」と述べている。

 【ソングライターの殿堂】の新しい奨学金アワードが開始される来年は、メイフィールドの音楽生活60周年の年でもある。今年はじめに発表された計画では、ドキュメンタリー、名作の再パッケージ、最近発見された曲や思い出の品の公開などが予定されている。