映画『2001年宇宙の旅』を生演奏で楽しむシネマコンサートが日本上陸&本日よりチケット発売スタート
映画『2001年宇宙の旅』を生演奏で楽しむシネマコンサートが日本上陸&本日よりチケット発売スタート

 スタンリー・キューブリック監督による映画『2001年宇宙の旅』で流れる音楽を、オーケストラと合唱の生演奏で行う【ライブ・シネマ・コンサート「2001年宇宙の旅」】が、日本に上陸する。

 映画『2001年宇宙の旅』と言えば、リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」の冒頭部分を思い出す人も多いだろう。その他にもシャトルが宇宙ステーションに近づくシーンでヨハン・シュトラウスIIの「美しく青きドナウ」を用いたり、月面をムーンバスが低空飛行するシーンではリゲティの「ルクス・エテルナ」を用いたりするなど、作中には数多くのクラシック音楽が登場している。当時、SF映画とクラシック音楽という意外な組み合わせは大きな反響を呼び、以降 数多くの作品でクラシック音楽が使われるきっかけともなった。

 公演当日は、コンサートホールに巨大スクリーンが登場し、セリフや効果音についてはスクリーン裏と客席内にスピーカーが設置される。そして、音楽は舞台上のオーケストラと合唱団によって、生演奏でしか味わうことのできない臨場感と迫力を楽しむことができる。【ライブ・シネマ・コンサート「2001年宇宙の旅」】は、2010年6月25日にロンドン、サウスバンク・センターのロイヤル・フェスティバル・ホールで初演され、シドニー、ニューヨーク、パリなど世界の各都市で開催されてきた。日本公演は、11月25、26日にロバート・ジーグラー指揮、日本フィルハーモニー交響楽団と東京混声合唱団の演奏によって行われる。

◎公演概要【ライブ・シネマ・コンサート「2001年宇宙の旅」】
日時:2015年11月25日(水)19:00開演、26日(木)14:00開演
会場:東京・Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ロバート・ジーグラー
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
合唱:東京混声合唱団
チケット:S席10,000円、A席8,000円、B席6,000円
上演時間:約160分、休憩1回含む ※英語上演、日本語字幕付き
more info:http://www.kajimotomusic.com/jp/news/k=2244

映画『2001年宇宙の旅』(C)ワーナー・ブラザーズ