トニー・ベネット、レディー・ガガとのロンドン公演を中止
トニー・ベネット、レディー・ガガとのロンドン公演を中止

 トニー・ベネットとレディー・ガガが、6月9日の夜に予定されていたロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートをキャンセルした事が明らかになった。ベネットの体調不良が原因だという。

 ベネット側の代表が出した声明には、「残念ながらトニー・ベネットはインフルエンザ・ウイルスに倒れ、ソールドアウトしていたロンドン2公演の2日目でパフォーマンスすることが出来なくなりました。チケットを購入された方は、追加情報が出るまでチケットを持っていてください。オンラインで購入された方には、情報が入り次第、チケット販売店よりご連絡が行くことになっています」とある。

 現在88歳のベネットは今回の発表を受けてお見舞いのメッセージをくれたファンに対し、ツイッターで感謝の意を表している。一方のガガも、「トニーのことは心配しないで。彼は大丈夫よ!」とした。

 トニー・ベネット:「今夜、ロンドンで歌えず申し訳ない。イギリスのファンは大好きだし、この風邪が早く良くなるよう励ましてくれる皆に感謝しているよ」

 レディー・ガガ:「みんな! トニーのことは心配しないで。彼は大丈夫よ! ショービジネスの世界では時々あることよ。次の機会に会えるのを楽しみにしているわ!」

 なお、ロイヤル・アルバート・ホールからの情報によると、既に会場には公演がキャンセルされたことを知らずに多くのファンが到着していたそうだ。

 ベネットとガガは8日夜に同会場でコンサートを行っており、楽屋ではヘンリー王子と面会し写真を撮っていた。