ロック好きな市長が粋な計らいでデフ・レパードを歓迎
ロック好きな市長が粋な計らいでデフ・レパードを歓迎

 カナダのマニトバ州ウィニペグ市の市長が4月29日に開かれた市議会の冒頭にて、デフ・レパードの8つの曲名を引き合いに出し同バンドを称えた。同市で行われたデフ・レパードのショーを祝してのことだという。

 ウィニペグ・フリー・プレス誌の報道によると、同市長は「冒頭陳述でまず述べておきたいことがあります。お許し頂きたいのですが、私は1980年代ロックのファンです」と話し始めたそうだ。

 市長は、「この議会の場では、我々はウソ(Foolin)を付くと人々から非難されることが見込まれ(Promises)、時にヒステリー(Hysteria)になったり、心が引き裂かれることになる(Bringing on the Heartbreak)でしょう。しかし、政治的にどういった人間(Animal)なのかに関わらず、それぞれの評議員は個々のコミュニティに向けた野望を解き放つ(Rocket)ためのアイデアを、ウィニペグへ推進する機会を持っています。よって我々は、年数を重ね(Rock the Ages)、市の発展を写真(Photograph)に収めていくのです」と話すと、「彼らは今夜、MTSセンターにてロックします」と同バンドを歓迎した。

 市長は議会の後にレポーターに対し、場内に若干のロックンロールの要素をもたらし、デフ・レパードがウィニペグへ来たことを歓迎したかったのだと語っている。なお、市長はチケットを持っていなかったようだが、おそらくその後、手に入れたことだろう。