【ビルボード】マーク・ロンソン&ブルーノ・マーズ 全米シングル・チャートで2週目のNo.1を記録
【ビルボード】マーク・ロンソン&ブルーノ・マーズ 全米シングル・チャートで2週目のNo.1を記録

 マーク・ロンソン&ブルーノ・マーズの「アップタウン・ファンク」が、米ビルボード・シングル・チャートにて2週目のNo.1を獲得した。

 昨年末から、間違いなく次のNo.1はこの曲であろうと予想されていた、「アップタウン・ファンク」。今週も各ポイントを伸ばし、断トツの首位をマークした。また、先日ショーでのパフォーマンスが行われ、そのパワープレイがSNSなどでも高く評価されたことから、次週も3週目の首位獲得は間違いないだろうと予想される。

 同じく、生音重視のファンク・ナンバーとしてリリースされた、ブルーノ自身の『アンオーソドックス・ジュークボックス』からの1stシングル「ロックド・アウト・オブ・ヘヴン」が、2年前の年始に6週間の首位をマークしたことからも、この「アップタウン・ファンク」も6週を超える大ヒットを記録することが、期待される。

 また、この曲が先行シングルとしてリリースされた、マーク・ロンソンの4thアルバム『アップタウン・スペシャル』が、1月13日にリリースされたことで、アルバムのプロモーション効果を受け、次週はさらにポイントを伸ばすだろう。

 2位にダウンしたが、アルバム『1989』が今週、通算9週目の首位をマークしたテイラー・スウィフトの「ブランク・スペース」も、かわらず絶好調。昨年9月にリリースされた前シングル「シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!」も、いまだ9位にランクインするという異例のロングヒットを記録していて、両曲のストリーミングポイントなども、アルバムのセールスに大きく貢献している。

 3位のホージア、4位のエド・シーラン、5位に再浮上したサム・スミスは、グラミー賞のノミネート効果で、シングル、アルバム共にセールスやストリーミング回数を伸ばしている。日本時間2月9日に開催されるグラミー賞授賞式当日まで、そして開催後、パフォーマンスや受賞が確定してからは、さらにポイントを伸ばすだろう。どの曲も、首位獲得の可能性が十分にありえる。

 17位にデビューしたのは、シーアの「エラスティック・ハート」。アルバム『1000フォームズ・オブ・フィアー』からの3rdシングルとしてカットされた新曲で、シングルとしては自己最高位でのデビューとなった。