ロック部門のエージェントを務めるマーシャ・ブラシッチが、6年間在籍した芸能事務所 ICMパートナーズを去ることになった。


 ブラシッチは、ICMコンサート部門での業績が認められ、音楽業界の発展に寄与した女性を称える“Billboard's Women in Music”に数年続けて取り上げられた人物。顧客にはニール・ヤング、エルヴィス・コステロ、イギー・ポップ、ミューズなど錚々たる面々を抱えている。


 彼女の退職が社内にアナウンスされたのは、9月5日遅くのこと。同社のスティーブ・レヴィンは「2008年ICMパートナーズがマーシャ・ヴラシッチ所有の芸能エージェントMVOを買収したことで、1980年代に勤務していたICMへ戻る形になりました。この6年間のわれわれの関係は良好でしたが、このたび穏便に別離を決定をしました。どうか彼女に心を込めた別れの言葉をお願いします」とメッセージをおくっている。