大槻ケンヂ カンニング竹山のロックフェスで日本エレキテル連合ら芸人とコラボ
大槻ケンヂ カンニング竹山のロックフェスで日本エレキテル連合ら芸人とコラボ

 テレ玉、チバテレ、サンテレビ、tvk、MTV等でオンエアされている新感覚音楽バラエティ『竹山ロックンロール』が贈る初のライブイベント【TAKEROCK FES at AKASAKA BLITZ】が6月15日に赤坂BLITZで行われ、かつて番組にも出演した大槻ケンヂが今話題のお笑い芸人らとのコラボステージを繰り広げた。

その他のライブ写真

 カンニング竹山が番組の顔となり、“ロックかロックじゃないか?”をテーマに放送コードすれすれの企画に挑戦する内容が、音楽ファンの間で話題を呼んでいる『竹山ロックンロール』。同番組が贈る初の音楽イベントとなったこの日は、番組でMCを担当している藤岡みなみ(&ザ・モローンズ)に始まり、番組出演時にも強烈な爪あとを残した神聖かまってちゃん、ネクストブレイク最右翼の呼び声高い大森靖子、そして番組から勃発したアイドル抗争を繰り広げているアップアップガールズ(仮)と仮面少女、ロックフェスではおなじみの異色DJ ピエール中野などなど。風変わりなラインナップが揃う中、各出演者がそれぞれに痛快なアクトを披露していった。

 また、転換時にはお笑い芸人のステージも導入され、スパローズ、日本エレキテル連合、アルコ&ピース、新宿カウボーイ、弾丸ジャッキー、チャンス大城、永野といった面々が、漫才やコントで会場の爆笑を誘う。以上のように見どころ満載のため、最終的には4時間を超える長丁場となったが、そんなイベントの終盤を任されることになった大槻ケンヂは、“大槻ケンヂ20th バンド with NARASAKI”と冠したバンド編成で登場。まずは日下部“Burny”正則(g)、高橋竜(b)、三柴理(p)、河塚篤史(dr)という強烈な布陣を引き連れてステージに現れると、イベントでもMCをしていたカンニング竹山をステージへ招き入れ、筋肉少女帯の代表曲の一つ「日本印度化計画」を共に歌った。

 続いて業界内外を問わずファンが急増している話題のお笑い芸人 日本エレキテル連合の人気ネタ“おしゃべりワイフシリーズ 未亡人朱美ちゃん3号”でおなじみのフレーズ「ダメよ~、ダメダメ!」から「踊るダメ人間」に繋げ、演奏中には元体操選手のオラキオ(弾丸ジャッキー)がバック宙しながらXジャンプを披露。お笑い芸人と次々にコラボを繰り広げれば、中盤からはNARASAKI(g)をステージへ招へいし、「ヌイグルマー」、「林檎もぎれビーム!」と特撮の名曲を畳みかけて最高潮へ。抜群のキャリアを感じさせる見事なステージングで、様々なジャンルのファンが集まった会場を一つにする大盛況を呼び起こした。

 イベントはその後、トリを務めた後藤まりこが客席へダイブしながら観衆と共に汗まみれになる仰天のアクトで度肝を抜き、【TAKEROCK FES at AKASAKA BLITZ】は全アクトが終了となったが、大槻ケンヂは6月21日にもお笑い芸人のやついいちろうが主催する【YATSUI FESTIVAL!】への出演が決定しており、7月には単行本『FOK46 突如40代でギター弾き語りを始めたらばの記』出版記念の弾き語りツアーの東京と仙台公演が控えている。


◎【「FOK46」出版記念 FOK48弾き語りツアー】
“ツアーFINAL~愛のメモリーズ”
7月6日(日) 吉祥寺STAR PINE'S CAFE
出演:大槻ケンヂ(弾き語り)、ゲスト

7月22日(火) 仙台Enn 2nd