中川翔子 びしょ濡れライブ「雨は宇宙が垂らしてくれる貪欲汁」
中川翔子 びしょ濡れライブ「雨は宇宙が垂らしてくれる貪欲汁」

 約3年半ぶりのオリジナルアルバム『9lives』をリリースしたばかりの“しょこたん”こと中川翔子。その発売記念イベントを4月3日 ららぽーと豊洲にて開催した。

中川翔子 びしょ濡れライブ写真一覧

<可愛いの写真を「ペロペロしたい」>

 雨天中止も危ぶまれたが、1000人の観客が駆け付け、中川翔子にとって“史上最大の土砂降りライブ”となったこのイベント。「大事な日には必ず雨が降る!!」と自身で語るほど“雨女”であるしょこたんは、記念すべきデビュー10周年のバースデーライブでは開演と同時に雨が降り出したり、夏の野外フェスに出演した際には自分のステージの時間だけ雨が降ったりと、いくつもの“雨女”エピソードを持っている。

 【『9lives』発売記念イベント“猫に音返し”】と題された今回のイベントは、一般公募した猫の写真の中からグランプリを決めて行う表彰式とミニライブ、観客との記念撮影という盛り沢山の内容に。約25000通もの猫の写真/動画から「しょこたんグランプリ」「『9lives』強くしぶとく生きているで賞」「マミタスにそっくりで賞」「『ねこのきもち』特別賞」の計4賞を選出、しょこたん自らが表彰した。

 「全国各地から猫好きの皆さまに集まって頂いて本当に嬉しいです。25000匹の猫の写真の中から受賞者を選ぶのは、すごく楽しかったです!」と述べた彼女は、可愛い猫の写真を「ペロペロしたい」と言って、猫への愛情たっぷりの表情をみせた。

<雨も滴るロックな女「一生忘れられない思い出になりました!」>

 また、雨がさらに強まる中で『9lives』から3曲を歌唱。キマグレンISEKI作曲&しょこたん作詞の「愛いっぱい、せいいっぱい」を初披露したのだが、「運命の神様はまた 雨ばかり降らせるから」と自身で書いた詞そのままのライブとなった。ラストは、アルバムのタイトル楽曲「9lives」を熱唱。びしょ濡れになりながら、雨も滴るロックな女として、圧巻的なパフォーマンスを披露し、オーディエンスもそれに応えるよう最高の盛り上がりをみせた。

 ライブ後は、イベントで配布された“マミタスお面うちわ”を使用し、マミタス猫だらけの客席をバックに記念撮影。そして「本当にこの土砂降りの中ありがとう! みんな風邪ひかないようにね。本当に一生忘れられない思い出になりました! 思い返すと大事な日にはいつも雨が降っていました。これからは雨は幸運のしるしで、宇宙が垂らしてくれる貪欲汁です。愛の化石をつくろうと思って制作したアルバム『9lives』、悔いはありません!」と、最後まで観客と猫への感謝を語っていた。