マネキン・ダンス・デュオ、FEMMの全貌が明らかに
マネキン・ダンス・デュオ、FEMMの全貌が明らかに

 昨年の秋から東京や横浜を中心に、大阪、京都など関西にも突如として現れ、ツイッターで「マネキンが動いてる」「人形がロボット歩きしている」などの目撃情報が寄せられていた神出鬼没の女性2人組、いや、2体組、FAR EAST MENTION MANNEQUINS(通称:FEMM / フェム)の全貌がいよいよ明らかになってきた。


 ハリウッド映画さながらのド派手なティザー映像に始まり、ほぼ無名にもかかわらず、国内外の人気アーティストが集う都市型フェス【NO BLUR CIRCUIT】でパフォーマンスを行ったり、引く手あまたの映像制作集団“IKIOI”と振り付け集団“Hidali”のタッグで制作されたピンク・レディーの代表曲「UFO」のあまりに予想外なカバー企画 (トラック制作には『Diplo』のRemixなどで話題の『sfpr』も参加)など、マニアックな支持を得ている彼女達。


 しかし、FEMM自体が、ダンサーなのか、パフォーマーなのか、歌手なのか、その詳細は一切、語られてこなかった。そんな中、初のオリジナル曲、つまりデビュー曲「Astroboy feat. Honey-B & W-Trouble」がミュージック・ビデオという形でオフィシャルサイト上に発表され、ようやく彼女達が歌って踊るダンス・デュオであることが明らかとなった。


 今作でも振り付けを担当したのは、前述の“Hidali”。これまでにブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムやミッシー・エリオット、WORLD ORDERを手がけ、ユニクロの『MIX PLAY』でも独創的な発想で人々を魅了してきた野口量率いる最注目のコレオグラフ集団だ。そこに数々のトップ・アーティストのミュージック・ビデオを手がける気鋭“IKIOI”のアイデアが合わさり、これまでに見たことのない奇妙でスタイリッシュな映像が生まれた。真っ白い世界で、ラバー製の特注コスチュームで無表情に歌うFEMMも、一度見たら忘れられない強烈なインパクトを放っている。


 更に、楽曲のプロデュースは、レディー・ガガや人気急上昇中のアイコナ・ポップを手がけるブライアン・リーによるもの。今後も世界トップクラスのプロデューサーからの楽曲提供が続々と決定しているとのこと。

 彼女達のオフィシャルサイトでは、twitterやfacebookでアカウント登録をして閲覧するという、凝ったつくりで、新しくてワクワクする仕掛けがたくさん用意されているようだ。デビューEP『Astroboy EP』は、4月2日に配信のみでリリースされる。

◎『Astroboy feat. Honey-B & W-Trouble』MV
http://youtu.be/8ZtbB4D1mDQ

◎リリース情報
『Astroboy EP』
600円(tax in)
iTunes:http://bit.ly/N9kxjC

◎オフィシャルサイト
http://femm.jp