ケイティ・ペリー絶好調! 「ダーク・ホース」が全米チャートで2週連続No.1
ケイティ・ペリー絶好調! 「ダーク・ホース」が全米チャートで2週連続No.1

 ケイティ・ペリーの「ダーク・ホース」が2週目のNo.1獲得の、2月15日HOT100チャート。

 1月26日に開催された、グラミー賞の効果が大きく、チャートに反映した今週では、「ダーク・ホース」でダークな衣装に妖艶なパフォーマンスで魅了した、ケイティ・ペリーもポイントを伸ばし、2週目のNo.1獲得。前シングル、「ロアー」でも昨年の9月に2週のNo,1を獲得し、未だ20位にランクインしているという、超ロングヒットを記録。次週、その「ロアー」の記録を破り、3週目のNo.1獲得なるか?ということにも、注目が集まる。

 続いて、同グラミー賞では夫婦揃ってのパフォーマンスを行い、10億円のダイヤモンドも話題となったビヨンセは、「ドランク・イン・ラブ」が、先週の13位から2位へ、急上昇。ビヨンセにとっては、15曲目、夫ジェイ・Zにとっては、昨年大ヒットを記録した、「ホーリー・グレイル」に続く、通算21曲目のTOP10入り。ビヨンセはこの曲のほか、50位に「XO」、70位に「パーティション」がランクインしていて、3曲が収録されたアルバム『ビヨンセ』も今週5位にランクイン、大ヒット中。また、グラミーに続き現地2月1日には、スーパーボウルのパーティーでもこの「ドランク・イン・ラブ」を披露し、次週はNo.1の座を女王ケイティから女王ビヨンセにという展開も、予想できる。昨年の12月にiTunesで配信をスタートし、既に200万枚近いセールスを記録しているアルバム『ビヨンセ』は、日本でも遂に今月の12日にリリースされる。

 年間最優秀アルバム賞受賞、グラミー年間最優秀レコード賞を受賞した、ダフト・パンクの「ゲット・ラッキー」で、最優秀プロデューサー賞を獲得した、ファレル・ウィリアムスの「ハッピー」は、先週の11位から8位に、TOP10入りを果たした。昨年は12週のNo.1、年間2位を記録する大ヒットとなった、「ブラード・ラインズ」、そしてこの「ゲット・ラッキー」でのプロデュースと、とにかく大活躍だったファレル。今年は、自身の楽曲で大ブレイクを果たしそうだ。「ハッピー」は、映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』のサントラ盤に提供された曲で、3月に開催される、アカデミー賞授賞式で歌曲賞にノミネートされていることから、今後もポイントを伸ばし、順位を上げることが有力視される。

 そして、年間最優秀楽曲賞を受賞した、ロードの「ロイヤルズ」は9位に停滞、続いて10位には「チーム」が両曲ランクイン、2週続いての2曲、TOP10入りを果たした。TOP10以下でも、年間最優秀レコード賞にノミネートされ、パフォーマンスで盛り上げたイマジン・ドラゴンズの「レディオアクティブ」は、先週の33位から13位に、再浮上。ロビン・シックの「ブラード・ラインズ」も、31位に停滞している。

 次週も引き続き、グラミー効果を受けながら、61位から15位にジャンプしたシャキーラ&リアーナの「キャント・リメンバー・トゥ・フォーゲット・ユー」や、久々のTOP20入りを果たした、ジョン・レジェンドの「オール・オブ・ミー」等の動向が気になるところ。