平沼橋上を走る5系洪福寺行きの市電。車体側面窓上の広告板は東京オリンピックの開催時に体裁が悪いという理由で、1964年初夏から掲示されなくなった。市電の左右には日産ダットサン1000やトヨタパブリカの国産大衆車が見られるが、後ろからは1960年式のシボレー・インパラも走っている。平沼町~平沼橋(撮影/諸河久)
相模鉄道本線の起点である横浜駅ターミナルを発車し、浚渫船(しゅんせつせん)が浮かぶ帷子川畔を走る本厚木行き下り列車。列車の右端に5系統の市電が走る平沼橋が写っている。横浜~平沼橋(撮影/諸河久)
平沼橋から俯瞰撮影した相模鉄道本線と国鉄東海道貨物線と東海道本線。相鉄の「虎の子」超軽量車5000系の横浜行きが眼下を通過した。平沼橋~横浜(撮影/諸河久)
平沼橋から下り勾配を軽快に下る5系統間門行きに充当された1150型。日立製作所製KL2新型台車を履くが、性能は旧型車に準じていた。屋根上大形通風器の通風穴を閉ざした冬季仕様の外観。平沼橋~平沼町(撮影/諸河久)
平沼町停留所からのスナップショットは逆光撮影を強いられた。画面上端に京浜急行電鉄本線の高架ガードが写る。安全地帯右脇を旧仕様ナンバープレートのトヨペットクラウンが走り抜けていった。(撮影/諸河久)