3月上旬、東京・新宿のカフェで新刊本ゲラの確認作業。その間も依頼のDMは届く。「亡くなったおじいちゃんの生家を一緒に探してほしい」「『となりのトトロ』を歌うので聴いてほしい」「人に話せない自慢を聞いてほしい」(撮影/東川哲也)
冷たい雨の降るなか、東京・多摩地区にある国公立大学で合格発表に同行する。依頼者から、受験番号を見に行く様子を動画撮影してほしいと頼まれた。この時間、胴上げや万歳をする姿は特に見られなかった(撮影/東川哲也)
1台のスマホがひとを繋いでいく。彼を「面白い船が集まる港」と評した人がいた。筆者は「教会の懺悔室」だと彼を見る。依頼者は「何か」から赦されていく(撮影/東川哲也)