【EOS上位機と同様の操作性】光学ファインダーを使用した撮影と、表示遅延の少ないライブビューにより、両者を切り替えても違和感は小さい。EOS Kiss X10iは、ミラーレス機を内蔵した一眼レフという見方もでき、撮影者の好みや撮影状況、条件によって使い分けられる
キットのダブルズームレンズをテレ端で使用。長焦点レンズ使用時にもホールディングバランスは良好だ。ISO感度オート設定にしたところ、ISO1600を示した。手ブレ補正のあるレンズでも、安心感を選ぶプログラムなのだろう。もちろん画質的には何ら問題はないし、廉価なレンズだが写りは良好だ●EOS Kiss X10i・EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM・250ミリ時・AE(絞りf8・640分の1秒・-1補正)・ISO1600・AWB・JPEG
こうしたカメラでは家族とか記念写真、食事などを撮影することを考慮して明るめに写ることが多い。本機は必ずしもそうではないが、建物の質感を出すために、やや辛めの露出設定にして重厚感を出してみた●EOS Kiss X10i・EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM・18ミリ時・AE(絞りf8・800分の1秒)・ISO400・AWB・JPEG