人間は「家畜」の世界。動物の世界とは違う。自然に入らなければ、本来の野生の姿は見えてこない(撮影/馬場岳人)
奥多摩のコテージで動物調査の参加者らと団欒のひととき。メンバーは20~40代の若い世代が多い。「いずれは彼ら一人ひとりが子どもに自然の楽しみ方を伝えられるようになってほしい」(今泉)(撮影/馬場岳人)
今泉が館長を務める伊豆高原の「ねこの博物館」には、絶滅したスミロドンから希少種のトラ、ライオン、チーター、ヤマネコに至るまで、100点近いネコ科動物の剥製や骨格標本が展示されている(撮影/馬場岳人)
トガリネズミの頭骨。蓋をした容器に頭とカツオブシムシを入れておくと、虫が肉を食べてきれいに骨だけが残るという。父と作った数百の骨格標本は、国立科学博物館に寄付し、資料室に眠っている(撮影/馬場岳人)
「野生の特徴がまだ残っている」からネコが好き。「僕は『ねこの博物館』の館長なのにネコになつかれないんです」と笑う。写真のネコはおねむな様子だった(撮影/馬場岳人)