国立競技場の空撮。神宮の杜に浮かび上がるようにドーナツ形の白い屋根がひときわ目を引く。TOKYO2020はここから動き出す(撮影/写真部・小林修)
日本橋/中央区。「コレド室町テラス」(右)は19年9月に開業。テナントに台湾の書店「誠品生活」を誘致し、話題になった。「三井は六本木や日比谷などいろいろ手がけて拠点が分散していたけれど、三井本館のある日本橋を居場所と定めてから存在感が急激に復活しました」(隈さん)(撮影/写真部・松永卓也)
東京ミッドタウン日比谷/千代田区。18年3月開業。日比谷三井ビルディングと三信ビルディングの跡地再開発で、マスターデザインは英国のホプキンス・アーキテクツ。「アールデコ様式の三信ビルが壊されてがっかりしたけど、地下1階のアーケードにうまく再現されていて安心しました」(隈さん)(撮影/写真部・松永卓也)
東京ミッドタウン日比谷/(撮影/写真部・松永卓也)
天王洲ウォーターフロント/品川区。寺田倉庫が主導。運河沿いの倉庫にビール醸造所併設のレストラン「ティー・ワイ・ハーバー」、ベーカリーカフェ「ブレッドワークス」などが並び、外国人観光客も多い。「寺田倉庫という会社の個性で、東京唯一の雰囲気を作り出している。再開発はこうでなくちゃ」(隈さん)(撮影/写真部・松永卓也)
天王洲ウォーターフロント(撮影/写真部・松永卓也)
ナインアワーズ大手町/千代田区。18年3月に開業。宿泊は4900円~。ナインアワーズは、赤坂、浅草、北新宿などにも店舗を展開。「日本の高度成長の産物だったカプセルホテルを、次の世代がリデザインして、新しい価値を打ち出しているところがいいよね」(隈さん)(撮影/写真部・松永卓也)
ナインアワーズ大手町(撮影/写真部・松永卓也)
路地尊/墨田区。1号基は防災用具の収納施設として1987年に完成。写真の2号基から雨水利用施設に。コミュニティー拠点、防災拠点を兼ね備えた究極のミニマル建築。「墨田区には『白髭東アパート』という、巨大な防火壁団地があり、その大小の対比にインパクトを感じます」(隈さん)(撮影/写真部・松永卓也)
路地尊(撮影/写真部・松永卓也)