●感度:ISO100 ●感色性:オルソパンクロマチック ●フィルムサイズ:135(36枚撮り)、120 ●価格:オープン(税込実売で135:1040円、120:1040円) ●URL:https://fujifilm.jp/
旧アクロスよりもハイライト部の階調はメリハリがあり立体的な階調再現が可能という。性能変化は数本の試用ではわからなかった。ミクロファインの原液では少し硬いようで、希釈処理したほうがよさそうだ。ここでは王道の標準現像のコダックD-76で簡単なデータ出しをして処理した。粒子は目立たずエッジもシャープだ。露光量と現像液の種類と希釈率を探れば、好みの調子を生み出せる期待はある●ペンタックス スーパーA・smc PENTAX-FA 50mm F1.7・絞りf8・250分の1秒・ネオパン100 アクロスII(135)・D-76、1:1、20度、8分現像(撮影/赤城耕一)
旧アクロスと同様のSuper Fine-Σ粒子技術で世界最高水準の粒状性とのふれこみだ。120では粒子が見えない。自動現像機の処理で現像液は富士フイルムのスーパープロドールを使用。アクロスIIのポテンシャルは引き出せている。調子はいいが、わずかにネガのヌケが悪く、手処理で再定着した●ゼンザブロニカ SQ- Ai・ゼンザノンPS 80mm F2.8・絞りf4 1/2・125分の1秒・ネオパン100 アクロスII(120)・自動現像機(スーパープロドール)(撮影/赤城耕一)