日本海に最も接近する場所の一つ、湯玉─小串間を行く快速「〇〇のはなし」。列車はキハ47形ディーゼルカーによる2両編成で、2両別々のデザインが施されている。グリーン色の車両は1号車でコンセプトは「西洋が憧れる日本(和)」。インテリアには白木と畳が多用され和モダンを演出している。エンジ色の2号車は「西洋に憧れた日本(洋)」がテーマで、赤革シートにれんが模様の壁面など洋風を醸し出している■オリンパスOM―D E―M1 MarkII・12~100ミリF4・絞りf5.6・ISO200・AE・-0.7補正・JPEGスーパーファイン(撮影/櫻井寛)
エンジ色の車体に夏みかんの花とハマユウをあしらった2号車を先頭に仙崎湾を行く快速「〇〇のはなし」。長門三隅─長門市間で撮影。列車背後の島影は江戸時代から明治末期まで沿岸捕鯨で栄えた青海島。島の寺には鯨の墓も残る。なお、夏みかんは萩市の果樹で、天然記念物の夏みかん原木は青海島にある。ハマユウは下関市の花■オリンパスOM-D E-M1 MarkII・12~100ミリF4・絞りf5.6・ISO800・AE・-0.3補正・JPEGスーパーファイン(撮影/櫻井寛)
和風インテリアの1号車でクイズの賞品、萩焼の湯のみをプレゼントする萩市観光課の山谷義貴さん(右)とアテンダントの峰添晴子さん。この日の「〇〇のはなし」は、萩がテーマだったが、運行日によって、「川棚温泉のはなし」「鉄道のはなし」「焼き鳥のはなし」などが実施される(撮影/櫻井寛)