愛称は「ラブジ」　世界で輝くWASEDAを目指し学生には親身に学問には真摯に　早稲田大学総長・田中愛治

世界最高水準の「国際卓越研究大学」認定を目指す。「教育が研究を支える。正に早稲田の建学の精神と合致した制度である」（写真／松永卓也）

全学開放の科目「早稲田を知る」で、大隈重信が掲げた建学の精神を語る。「大隈の言葉を何度も繰り返すうちに、田中総長自身の言葉のように聞こえるようになりました」（総長室長の松尾亜弓）　（写真／松永卓也）

公式行事も多い。戦時中にユダヤ人を多数救った早大OBの「日本のシンドラー」杉原千畝（ちうね）の記念碑が学内にあり、6月10日、リトアニアの大統領ギターナス・ナウセーダ（前列中央）を案内（写真／松永卓也）

三品食堂の店主・北上昌夫（右端）と学生街の昔話に花が咲く。「貧乏学生ですから、高田牧舎（1905年創業の老舗、近年はピザ専門店に衣替え）は敷居が高い。教授が入る店だと思っていました」（写真／松永卓也）

総長の仕事が多忙を極める中で、職員にテイクアウトを頼むことも。「学生時代はお金がなくカツが食べられませんでしたが、今は気兼ねなく口にできます」（写真／松永卓也）