ワイド端でも画面の周辺域まで解像力、コントラストも良好。ヌケのよい写真になった。画質の均質性がよいのは素晴
らしい。ややカメラアングルを上方向にふって超広角12ミリの強いパースペクティブを生かしてみたが、嫌みのない描写
だ●12ミリ時・キヤノン EOS 5D MarkIV・AE(絞りf8・500分の1秒・-0.3補正)・ISO200・AWB・RAW
テレ端側、開放絞りで撮影。至近距離だが、画質は良好。ボケ味を語るようなF値と焦点距離ではないが、後ろのボケをみると自然な雰囲気である。明確な撮影目的がないと携行には覚悟が必要な大きさと重さだが、超広角レンズ好きにはたまらない一本になるだろう●24ミリ時・キヤノン EOS 5D MarkIV・AE(絞りf4・640分の1秒・-0.3補正)・ISO400・AWB・RAW