絞り開放での室内ポートレート。合焦点の切れ込みのよさ、ボケ味の素直さに驚く。使用した所有のEOS 5D MarkⅡでは、位相差AFは全て後ピンになるため、ライブビューを使用●キヤノン EOS 5D MarkⅡ・AE(絞りf1.4・500分の1秒・-0.3補正)・ISO200・AWB・RAW
光線状態は悪いが、階調の再現性、フォーカスの切れ込みは素晴らしくよく、高品位な画質である。以前の大口径の超広角レンズはズームレンズ並みに歪曲収差が大きいものも多かったが、よく補正されている。サジタルコマフレア、倍率色収差補正も良好で、周辺域の色にじみも皆無だ。開放値のみならず同焦点域の単焦点レンズとしても、トップクラスの性能だろう●キヤノン EOS 5D MarkⅡ・AE(絞りf4・80分の1秒・+0.7補正)・ISO400・AWB・RAW
以前発売されていた20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL RF(左)と並べてみた。開放F値が異なるので大きさも当然違うが、光学設計思想そのものがまったく異なることが外観からでもわかる