砂崎良(さざき・りょう) 東京大学文学部卒、社会人から2009年フリーライターに転職。著書に『リアルな今がわかる日本と世界の地理』(朝日新聞出版)など(右)/承香院(じょうこういん) 子どものころから平安時代の装束や文化などを実践しながら独自に研究。著書『あたらしい平安文化の教科書』(翔泳社)が2月に発売予定
顔を隠すときは、袖を使うことも。不仲の相手など、顔を合わせたくないという意思表示にもなった。
扇は平安貴族にとってなくてはならないもの。とくに女性はこんなふうに顔を隠すための必需品だった
砂崎さんが収集している平安柄の帯のひとつ。平安時代には、帯の呪術的なパワーが信じられていた。恋人と解いた帯に他人が触れると仲が絶えてしまうとされたり。