【表の解説】下咽頭のすぐ下には喉頭があります。このため、進行した下咽頭がんであるステージ4では、手術の場合、喉頭全摘となるケースが多いです。声を失いたくない場合は化学放射線療法となるが、がんが残る 場合や再発の可能性があり、その場合、追加の処置として手術をすることになります。その際は喉頭全摘となり、初回手術より難易度が高くなります。
都立駒込病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科部長 杉本太郎 医師
恵佑会札幌病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科部長 渡邉昭仁 医師