衲御礼履/正倉院展 752年の大仏開眼会で聖武天皇が履いたものと考えられている。長さ31.5cm、幅14.5cm。内側は軟らかい鹿革を、外側は牛革を赤く染めたものを用いている(奈良)(写真:宮内庁正倉院事務所提供)
「東大寺の儀式ではシルクロード由来の品々が数多く使われていた。西の文化が先進的という意識があったのでは」と語る里中満智子さん/東京の事務所で(撮影/写真部・片山菜緒子)