シャーレの左端の×印にがん患者の尿を10倍に薄めて垂らすと、線虫が集まってくる。この誘引行動を利用すれば、早期がんも発見可能だという(写真:廣津崇亮さん提供)
九州大学大学院教授廣津崇亮さん(43)ひろつ・たかあき/山口県出身。東京大学大学院理学系研究科修了。理学博士。2005年から九州大学院の教員となり、11年から研究室を主宰している(撮影/熊谷わこ)