赤坂よし子(あかさか・よしこ)/1960年、熊本県生まれ、東京都日野市育ち。9歳で三味線を始め、19歳で赤坂の芸者になった。笛や小唄の修業を重ね、32歳で置屋「一春本」の経営者に。35歳で一人娘を出産した。現在、現役芸者として活躍しつつ、3人の芸者を抱える置屋の女将、三味線の師匠として後進の指導に当たっている。(撮影/写真部・小原雄輝、撮影協力/赤坂浅田)