火渡り春の訪れを祝い、悪魔を払う「ホーリー祭」の前夜、たき火を囲んで祈るのが習わしだ。ある片田舎では、一人の男が、3メートルほどの火柱を上げて赤々と燃えさかる炎の中を裸足で渡り切り、何千人もの観客から大歓声を受けていた(撮影/藤本将史)