古市憲寿(ふるいち・のりとし)1985年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。慶応義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。専攻は社会学。大学院での研究の傍ら、コンサルティング会社でマーケティング、IT戦略立案などにも関わる。若者の生態を的確に描出し、クールに擁護した著書『絶望の国の幸福な若者たち』(2011年)で注目される。他の著書に『誰も戦争を教えてくれなかった』(13年)、『だから日本はズレている』(14年4月)などがある(撮影/写真部・植田真紗美)