淡雪残る北陸路を快走する「雪月花」。神社の鳥居を連想させる銀朱色という艶やかな色彩、おおらかかつ、ふくよかな丸みを帯びたグラマーな車体、なんて美しい列車なのだろう。紛れもない越後美人トレインである(写真/櫻井寛)
「雪月花」の1号車客室を運転室背後の展望ハイデッキから撮影する。脚立や椅子などに上っているわけではなく、私の目線から見た客室とアテンダントの関さんである。床から天井まで実に2メートル60センチ。「雪月花」の天井はかくも高い。さらに窓ガラスも国内最大級の大きさを誇る。もちろん紫外線透過率0.01%以下というUVカットガラスなので安心(写真/櫻井寛)
直江津駅のホームで駅弁「鱈めし」を販売する山崎屋(ホテルハイマート)の下井道夫さん。なおホームでの立ち売りは「雪月花」停車時間中のみ(写真/櫻井寛)