北川景子(31)です。偶然入ったペットショップで売れ残っていたがずっと北川のことを見てきて、シンパシーを感じこの猫を購入して飼い始めたとか。見送りや出迎えもしてくれるそうですよ。ちなみに、夫のDAIGO(40)は北川に猫と自分の名前を呼び間違えられるとバラエティー番組で明かしており、そんなエピソードからも北川の猫愛がうかがえますよね。なぜ猫好きの女優が多いのかということですが、猫は気分屋で自由気ままに行動をします。でも、ある意味、裏表のない性格とも言えるんです。主役を張るぶんプレッシャーを感じることも多い彼女たちにとっては、そんな純粋さが大きな癒やしになっているのだと思いますよ」

 芸能リポーターの川内天子氏は、女優が猫を好きになってしまう理由をこう分析する。

「一昔前は犬好きの芸能人が多く、猫を飼ってる女優さんはほとんどいなかった。でも、いまは猫ブームもあり、芸能界も猫派がとても多いですよ。犬と違って猫はすぐに飼い主にはなつかないツンデレな性格と言われていますが、女優も基本的に性格はツンデレなんです。いろんな役をこなし、芸能界で渡り合うにはそう振る舞わないとやっていけない。しかし、本当は寂しがりやなんです。猫に自分のそうした部分を投影できるからではないでしょうか。また女優のライフスタイルに合っているということもありますね。猫は1~2日家を空けていても餌と水が足りていれば問題ない。犬は毎日、散歩に行かないといけないでしょう。ロケや仕事で外泊しても大丈夫だということです」

 古くから人間と共存してきた猫たち。現代では、人気女優たちの躍進にも一役買っているのかもしれない。(ライター・丸山ひろし)

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