――死んじゃいそうなくらい怖い。

 死んでもいいよと思っていました。ブスのままでもしょうがねぇな、と。

――ダウンタイム(施術後の腫れやアザが回復するまでの期間)はどのくらい?

 韓国にいたのは2週間なんですけど、帰ってきたときも顔がパンパンに腫れていて、ご飯も食べられない。言葉もうまく喋れないし、2カ月くらいしてやっと柔らかいものも食べられるようになってくる。顔の腫れが引いてきたなって思ったのは半年くらい経ってからかな。

――ダウンタイム中は腫れているだけじゃないですよね?

 息もちゃんとできないです。腫れているから、痰が詰まっちゃう。横になると腫れちゃうから3日間ベッドで座りの姿勢です。だから眠れないし、腰も痛い。枕の周りは血まみれで、痰を詰まらせて死んだ日本人もいるって。

――想像以上。

 そうなんです。でも、動かないと治らないから点滴をつけながら、病院の廊下を何十週もグルグル回る。そんな生活でした。二度とやりたくない。超つらかった。顔も半年はブスだし。

――その半年は地獄みたいな気持ちになりそうです。

 不安も大きかったです。「これ、本当に大丈夫?」、「失敗したのかな?」って。頼んだ顔と違うし、泣いたりもしたし、鏡も見たくなかった。再手術したほうがいいかなとも思いました。でも、半年ぐらいしたら段々キレイになってきた。ダウンタイム中に病んでしまうのは、誰でも一度は通る道なのかもしれないです。

――その間、お仕事とかどうされてたんですか?

 アプリを作るバイトとかを細々と。人前に出る仕事はやっていませんでした。

――最近された鼻の手術は4月?

 そうです。4月24日にしました。韓国に1週間いました。

――今ってまだダウンタイムですか?

 そうですね、でもあんまりなんです。先生がすごい上手かったのかな。

――今は横顔も好き?

 はい! これまではすごく嫌いで絶対誰にも見せたくなかったけど、自撮りをして見せられるようになったことが本当にうれしい。

――最近は芸能人でも整形をオープンにする方が多いですよね。

 何で隠さなきゃいけないの?って思う。今回Twitterですごく反響があって、「友達になんて言いましたか」とかも聞かれました。でも、整形を話して悪いことを言ってくるような友達なら友達にならなければいいし、オープンにしていましたね。

――最初の二重のときからオープンに?

 グループラインにダウンタイム中の写真を送って、「見て、超腫れてる!」とか言ってましたね。みんな心のどこかでもっとキレイになりたいし、整形にも興味があるんですよね。だから話を聞きたいし、否定的な人はいなかったですね。

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「生まれてくる子どもはどうなの」とかも言われました