その後3人はリビングでえー、酒を、山口は酒を飲んで、彼女たちは飲んでいないんですが、30分から1時間ほど話をしたようで、その頃には本人は相当酩酊状態で、記憶が若干明確ではない状態ではございますが、話をしている最中に本人が被害者の方一人にキスをしたということは間違いございません。そして、その後、本人は事実を認め深く反省しておりまして、被害者の方、そして同席されたご友人の方に対してはこういったことになって誠心誠意お詫びをいたし、結果としてお許しはちょうだいしております。なお、刑事処分や関係者との協議が未了の状態ではございますが、事務所、会社としては本人の今後の芸能活動については無期限の謹慎とすることに決定いたしております。なお、私からご紹介もあれですが、被害者の親御さんからのコメントを頂戴しておりますので、これも私から皆様に披露させていただきます。
■被害者 親のコメント
今回、娘が被った事は、親としては決して許せるものではありません。ただ娘にも、山口氏にもこれからがあります。この過ちで1人の人間の未来がすべて奪われてしまうことは、私たちも望んでいません。山口氏には、娘の心の傷に向き合いながら、これからを考えていただき、また娘についても、そっとしておいていただければと思います。
■山口達也メンバーの一問一答
「これから皆さんからのご質問を受けますので、最初に本人からまず挨拶をさせたいと思います」と弁護士が促し、報道陣にとり囲まれた山口メンバーが言葉をかみしめるようにゆっくりと語り始めた。矢継ぎ早に飛ぶ質問にできる限り回答したが、約1時間にも及ぶ会見内で何度も嗚咽し、言葉を詰まらせるシーンがあった。一問一答は以下の通り。
山口:あの、本日は……。私の起こしてしまった件について、個人的なことでお集まりいただきありがとうございます。あの、今、先生もおっしゃっていたとおり、まだ処分が下っておりません。なのであの、言えることは少々制限をされますけれども、あの、これだけ世の中を騒がせてしまったこと、被害者の女性、そしてその友人、ご家族のため、そしてお怒りの方、呆れている方、心配している方、応援してくれている方のためにもまず、処分が決まる前に私の口から今日は報告させていただくことになりますので、よろしくお願いいたします。