強制わいせつの容疑で警視庁に書類送検された、TOKIOの山口達也(46)メンバーが、26日午後2時から都内のホテルで会見を開き、活動を無期限謹慎することを発表した。開始時刻より2分ほど遅れ、緊張した面持ちで会場に現れた山口メンバーは冒頭、顧問弁護士が経緯を説明する間もうつむき、涙を流していた。60分に及んだ会見で山口メンバーや弁護士が語った言葉の全文を掲載する。
■弁護士の説明は以下の通り
会見に先立ちまして私の方からお詫びやらお願い事がございますので、ちょっとお話しさせていただきます。今回の件は2月12日のことだったんですが、こういう展開になっていることを本人自身が知ったのは3月の末でございました。会社が知ったのはつい最近のことでした。そんなことから、本来であればもっと早く皆様にお詫び、そしてご報告しなければならないことが多々あったわけでしたが、本日に至ったことを私からお詫びしたいと思っております。申し訳ございませんでした。
今回の件について、書類送検はすでにされているようでございますが、まだ検察官の処分はなされておりません。今後、検察官の取り調べを受けたうえで、本人の処分が決まるというふうになります。そういった関係から詳しい内容についてすべて皆様にご説明するわけにもいかないという問題や、被害者、関係者が未成年者であるということから特定、その他ご迷惑をおかけしてはいけないということもございますので、あまり詳しい内容のご説明はここではご容赦願いたいと思っております。ただ、これまで、皆様のおかげで活動してきております関係からすれば、最低限のご説明はしなければいけないと私どもの方で捜査に差し支えない範囲で事実関係をまず私からご説明申し上げたいと思っています。その上で、皆さんからのご質問を受けて、本人からのご説明と皆さんの質問に対するご対応をしたく思っております。
当日のことでございますが、当日は朝早くに仕事が終わったことから、実は当時彼は入院していたんですが、入院先から仕事に出たりしていたんですが、仕事が終わったということで、この日は退院ということで自宅に帰りまして、一人で荷物の片付けをしていました。そうするうちにちょっと飲みたくなったということで、お酒を一人で飲みました。夕方まで一人でお酒を飲んでいるうちに、かねて、知り合いの被害者の方に電話をかけて、話をしているうちに、「うちで話をしたい」ということで彼から誘いまして、その結果、被害者の方とご友人の方が本人の自宅にいらっしゃったわけでございます。