お笑い界の大御所・志村けん(68)が2月19日に誕生日パーティーの写真をブログで公開し、その豪華な参加者で話題となった。お笑いコンビ・タカアンドトシやタレントの島崎和歌子(44)、中山秀征(50)など、仲のいいメンバーが参列。また私服姿のマツコ・デラックス(45)も写っており、さらなる注目を浴びた。
「志村さんの誕生日会はだいたい毎年行われていますが、今回はマツコさんのすっぴんネタなどでちょっと話題になりましたね。お気に入りの共演女性たちである“志村ガールズ”の参加も一部で報じられていましたが、その時に付き合ってる女性がいたら一緒に来ることもある。かつて交際が噂された、いしのようこさん(50)などは別れてからも仲がよく、都合が合えば参加する年もあるようです。志村さんはたいてい東京・麻布十番付近で飲んでいますが、誕生日会は中山さんが仕切って六本木の高級カラオケと決まっているようです」(芸能リポーター)
古希を目前にして、なお豪胆に飲み歩いている様子の志村。仕事でも、かつてのように冠番組は少なくなったが、「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系)や深夜帯で「志村の夜」(フジテレビ系)が放送中だ。「志村の夜」は昔懐かしいドリフスタイルのコントが、現代でも見られるということで視聴者にも好評だ。また、ほかのバラエティー番組や年末年始の特番にも積極的に出演している。10代や20代にとっては、大御所となっていて何が面白いのかわからない部分もあるだろうが、現在のお笑いやバラエティーの基礎的な部分で彼の功績は大きく、お笑い批評などでも大きく評価されている。
「『志村うしろ!』など数々の笑いを作ってきた志村さんですが、普段は寡黙で自分から笑いを取りに行くようなことはありません。飲みに行ってもただ笑っているだけ。ただし、番組での笑いには相当こだわりが強く、番組の打ち合わせから参加しています。例えば『バカ殿コント』は、過去のコントを少し変更して撮り直すんですが、リハ中は結構ピリピリしていて、小道具などのチェックも全部、自分でするし、演じている画が実際にどう映るか、“間”は大丈夫かなど、ディテールも気にされていました」(民放バラエティー制作スタッフ)
また、志村はお笑い芸人であることにこだわりを持っていて、映画への出演も断り続けてきた。
「もちろん人気芸人ですので、映画出演のオファーも度重なっていましたが、その依頼を全て断ってきたといいます。数好ない映画出演となったのが、高倉健さんの映画『鉄道員』ですが、それも最初は断っていたそうです。ところがある日、突然、高倉健さんから直接連絡がきて、出演を依頼したそう。心を打たれた志村さんは、初めて映画に出演したのです。その後も、志村さんの深夜番組に、高倉健さんがVTR出演するなど、二人の交友は深くなりました」(前出の芸能リポーター)
さらに後輩芸人たちからはこんな話も上がっているようだ。