「最近、人気を集めている千鳥の大悟さん(37)が、さまざまなところで『志村さんにかわいがってもらっている』と話をされていますよ。その低姿勢ぶりが一部で話題となっていましたが、一緒に飲みに行くようになっても敬語で接するそうです。大悟さんは2017年の単独ライブで、志村さんから薫陶を受け、長編舞台『志村魂』から着想を得た『大悟魂』を披露し、大成功させました。大物ゲストや美女が参加し、相方のノブさん(38)は客席から突っ込み続けるという、志村イズムを継承したような舞台でしたね」(前出の民放バラエティー制作スタッフ)

 一方で、志村が育て、人気になった芸人も多いという。

「毎年、正月に放送される『志村けんのバカ殿様』の収録は、土曜日と次の金、土曜日の3日間にわたって収録するのが通例になっています。最後の土曜日の収録終わりには、必ず演者を連れて飲みに行っていました。『バカ殿』には、前年度に売れた芸人がだいたい出演するので、その飲み会で志村さんに気に入ってもらって、その後の飲みにも連れていってもらえるようになれば後輩芸人たちにとって大成功。売れる道筋が見えてくるのです」(同)

 もちろん女性との熱愛報道も絶えないが、一方でその別れ方も豪快だという。「付き合っている間にはクレジットカードを渡し好きなだけ使えるようにし、別れる際にも数千万円単位にお金を渡すので、ぜったいに悪口は出ない」(前出の芸能リポーター)のだとか。
 
 彼の芸人としての哲学が詰まった名言集などは書籍やネットでも紹介されており、じっくり見てみるとかなり深くて面白い。大御所芸人が少しずつテレビから消えていく中で、今後も新たな伝説を残していってほしい。(ライター・黒崎さとし)

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