<狭心症のサイン>
・胸郭の裏全体が詰まったように痛くなることがある
・階段や坂道で胸痛が起こったことがある(安定狭心症)
・就寝前後などの安静時や明け方に胸痛が起こったことがある(不安定狭心症)
・胸痛が2~3分、長くても15分程度で治まった
・胸痛が起こった時、奥歯・あご・背中・肩・腕・みぞおちなど広範囲に痛みを感じた
<心筋梗塞のサイン>
・突然胸の真ん中に、焼けつくような強い痛みと圧迫されるような感じを受けたことがある
・激しい胸痛とともに、冷や汗が出てきた
・痛みが15分以上、ひどい時には1~2時間継続する
・胸痛が起こり、そのまま失神してしまった
・あまりの痛みに、死ぬのではないかという不安にかられた
解説:磯部光章 医師/東京医科歯科大学循環器内科主任教授
※週刊朝日ムック「突然死を防ぐ 脳・心臓のいい病院」より