「インターネットにつながりすぎた結果、息苦しい社会になった」
そう語るのは起業家・家入一真だ。
「いじめによる引きこもりで1番辛かった時期に、社会と僕をつないでくれたものがインターネットだった。自分は1人じゃないと思えたり、声をあげていいと思えたりしたのは、インターネットの恩恵。現実世界でこぼれ落ちてしまったり、息苦しさを覚えるのであれば、ネットに逃げたら良い」
家入は、ひきこもりから、画家を志すも断念、インターネットの世界で起業し、JASDAQ市場当時最年少での上場を果たした。その後、リバ邸と呼ばれる駆け込み寺シェアハウスをはじめ、カフェやネットショッププラットフォームのBASEの立ち上げなど、連続起業家と評されてきた。エンジェル投資家として50社を超えるスタートアップの投資もしている。
東京都知事選にも出馬し、現在は自らが立ち上げたクラウドファンディングプラットフォーム・CAMPFIREの代表を務める。