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芸能人の正月といえばハワイ。セレブなイメージの裏で、自分で旅行の予約をしたり、高額な旅費をカバーするために昼食代を節約したり、努力も必要なよう。一時はハワイでかき氷屋を営み話題になったカンニング竹山さんが明かす、芸能界と正月ハワイの裏話とは。
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明けましておめでとうございます。いまごろ僕はかみさんと一緒にハワイにいるころですね。正月にハワイって、「ザ・芸能人」って感じで絶対にイヤだなと思っていたんですが、行くようになると変わりましたね(笑)。いまはそれが1番の楽しみ。むこうに住みたくてしょうがないって思いますから。
ハワイにはワイドショーが来ているから、「芸能人はハワイ」っていうイメージが定着しているんですが、実はてんでバラバラ。みんな世界各地に行ってるんですよ。
最近よく聞くのは、シンガポール。特に家族連れだと楽しいし、食事も美味しいって評判ですね。アメリカだとニューヨークやロス、ヨーロッパを回ってる人も結構多くて、一人旅をしている人もいます。
でも、なぜ多くの人が海外かというと、やっぱり休みたいから。あまり顔を指されないところに行きたいというのが本音です。この仕事をしていると、日本国内はロケや営業で結構行っているし、どこも混雑しているから、どうしても海外になっちゃうんですよね。
僕がハワイに行くのは、あったかいっていう理由もあるし、なんだかんだいって落ち着くからですね。みんな俺のことなんか知らないから、ほっといてくれるし、日本にいるより楽ですね。時差もあるし、グアムより遠いけど、オアフ島なら海もプールもあるし、ゴルフも買い物もできる、ご飯にも困らない。
だけど年末年始のハワイをお得に旅する方法は、ないです。普段の倍ぐらいの金額になるし、決して安くはない。家族がいる人とかは大変だと思いますね。ほかの時期ならなんぼでも安く行けるのに、バカだなあと自分でも思いますが、そこしか休みないから仕方ないんですよね。