──条件の成立までにどんな戦略を。
どれくらいの時間を私が信頼申し上げる先生方と、私は弁護士軍団と呼んでいるんですが、その先生方とお話をしてきたか、協議してきたかわかりません。さっきも申し上げましたように、13日は一睡も寝ずに家裁に向かいました。13日の朝3時から先生方と最終のすりあわせを行って、それで家裁に挑んだんです。
──いちばん大事なのは財産分与だったのですか?
さっきから何度もお話していますけど、私の中で考えますと、私が守るべきものは一つでした。
──財産はいくらあるんですか? 一説には100億を超えるという説もあるんですけど。
それはちょっと(笑)。
それで一つお願いがあるんです。どなたにも電話していないんです。ウチの両親にも電話していないんです。だから、ウチの両親に、これから電話したいと思うんですけど、いいですか?
──いまですか?(笑)
(電話で涙を流しながら母親と話す松居)
お母ちゃん、お母ちゃん、お母ちゃん、よかった。お母ちゃん、離婚できたから。よかった。本当によかった。本当によかった。でも、本当に神様に感謝しています。ありがとう。今、はじめて言えたから。またね……、またね……。ありがとう。
──お母様は何と言ってましたか?
母も泣いていました。見てるよと言っていたので、テレビをみているのかな。みているんでしょうか。86歳の母ですけど、「いまテレビをみているよ」ということはテレビをみているんだと思いますけど「頑張ったから」と言って、母も泣いていました。本当に、本当にですね、私は未来に向かって歩めるんです。私の新しい人生が、ドアを開きました。だから、これからも悔いのないように、1回の人生ですから、背筋を伸ばして、約束事はきっちり守って生きていきたいと思っています。
──息子さんとは話はしましたか?
息子とも電話をしていません。約束事なんです。16日までは他言してはいけないという。だから、いま両親にはじめて報告、電話しました。息子にはもちろんしていません。どなたにも電話していないんです。
──息子さんとの関係は今後は?
それはあらためてお伝え申し上げます。
──16日以降にお話はしますか?
いまお話させていただいたことがすべてです。とにかく離婚が成立した。
──今日の衣装のポイントは?
それは大事なポイントです。華やかで、私の勝負服である花で、それで明るい未来をイメージするこの服にいたしました。