「iPhone X」、「iPhone 8 / 8 Plus」の両機種共に、60fpsの4K動画撮影が可能。加えて、国際標準規格「Qi」に準拠したワイヤレス充電にも対応している。
「iPhone X」では初めてホームボタンがなくなり、顔認証機能を新たに搭載した。いったいどんな狙いがあるのか、スマートフォンの動向などを研究するMMD Labo株式会社の吉本浩司社長はこう分析する。
「顔認証を搭載したことで、iPhoneを生体認証のデバイスとしての位置づけを強固なものにしました。これに加え、今年はiPhone発売10周年となる。ホームボタンがない新しい操作性をユーザーに体験させることで、デザイン面を中心に、他製品との差別化を図っていると考えられます」
発売から10年という節目を迎えたiPhone。ユーザーは新型にどんな反応を示すだろうか。(ライター・河嶌太郎)