そもそも初回放送前に発覚した、メインMCを務める予定だったショーン・マクアードル川上氏(49)の学歴・経歴詐称疑惑の煽りを受けて、無理やりメーンキャスターにさせられてしまった市川。いくら早稲田大学卒で教養があると言っても、このときは批判が噴出。それでもなんとか約1年半の間こなしてきた経緯もある。
「局全体が、視聴率低迷をなんとか打破しようとぶち上げたものの、ショーンK騒動でミソがついてしまった。オタク美女という彼女を抜擢することでなんとかスタートさせたものの、誰もが最初から彼女1人にやらせるのは苦しいとわかっていたと思います。堪能な語学や相撲好きなスキルもちっともうまく活かしてあげられていませんでしたね。報道番組のメインキャスターであるため、客観性の観点から、特定の企業のCMに出演するのはご法度で、それが局幹部の逆鱗に触れたという話もありますが、実はコレに関しては半年以上前から話題になっていた。視聴率低迷ももちろんあると思いますが、組織改編による余波でしょうね」(フジテレビ関係者)
ニュース報道番組に毎日メーンで出演するとなれば、その勉強だけでも他番組に出演する余裕がなくなるわけで、彼女が解き放たれればその才能を活かす場はいくらでもある。今回の騒動を受けて、オヤジ系週刊誌からも早速擁護する声もあがっている。いずれにせよキャスターを務めたことで知名度は上がったわけで、今後はのびのびと語る市川のマニアックな姿が見てみたいものだ。(ライター・黒崎さとし)