松居氏が訴えた「週刊文春にだまされた」という主張はそもそも事実なのだろうか。週刊文春編集部はAERA dot.の取材に対し、「取材過程についてはお答えしていませんが、松居一代さんのご発言には数多くの事実誤認が含まれています」と回答した。
松居氏と“バトル”をする週刊誌はほかにもある。松居氏は動画のなかで、女性セブンが約1年5ヶ月前に船越氏が離婚を検討しているとスクープし、その続報も掲載していたが、その情報源が船越氏ともとれる旨の告発をしている。これについて女性セブン編集部は「従来、取材過程についてはお答えしておりません。ただ、松居氏のいうように、本誌が船越氏と連絡をとりあっていたという事実は一切ありません」と断言した。
加えて、船越氏の所属事務所であるホリプロの担当者は松居氏の発言についてこう語る。「離婚調停申立書の提出は事実ですが、それ以上のプライバシーについてはお話できません。なお、一部に言われているような船越のプライベートに関しては事実でないことをこの場をお借りして一言申し上げます」。
探れば探るほど謎は深まるばかり――。7月7日9時15分に更新した最新のブログにも気になる記述があった。
<恐ろしいことが起こりました 実はメッセージが書き込めなかったのです な、な、なんと自分のツイッターに入れなかったんです 信じられないような恐ろしい事件が起きていたんです>という報告。
さらに<あたしの、Gメール・アドレスを作ったのはバイアグラ男の付き人です 30年以上、バイアグラ男に命を掛けて、世話いる付き人(原文ママ)です 元、弊社の社員です あたしのアドレスは事故を防止するために、かなり、ややこしいものでした>と続く。
松居氏が船越氏を「バイアグラ男」と呼んでいるのは周知の通り。つまり、松居氏はツイッターアカウントの開設に船越氏の付き人がつくったGメール・アドレスを使用したということか。断定はできないが、ツイッターが使用不能になったのは、船越氏の付き人が関係しているようにも読める。
この背景には何があるのか、先出の三上氏が分析する。