米倉涼子 (c)朝日新聞社
米倉涼子 (c)朝日新聞社
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 5年ぶりにブロードウェイのアンバサダー劇場でミュージカル「シカゴ」を再演する米倉涼子(41)。7月3日から10日間上演されるが、日本人の女優が2度も主演するのは米倉が初めてとあって、前回以上に注目を集めている。

「4月からダンスや英語、ボイストレーニングを始めましたが、6月下旬からは現地で最終的な稽古に入る予定です。5月には女性週刊誌『女性セブン』で深夜の西麻布で二宮和也と岡田准一とワインを楽しんでいた様子が報じられましたが、最近は本番に備えて酒断ちをしているそうですよ」(スポーツ紙記者)

 8月には日本での凱旋公演を控えるが、秋には人気ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(テレビ朝日系)の第5シリーズも制作されるという。

「昨年10月期の第4シリーズは全話平均21.5%で民放連ドラ最高視聴率でした。テレビ朝日も所属事務所も今後も長いシリーズとして続けていきたいコンテンツですが、当の本人が『これで最後にしたい』と言っているそうです」(テレビ局関係者)

 そもそも、シリーズ化については、米倉自身が積極的ではなかったという声もある。

「あれだけの人気ドラマですし、共演者もスタッフもギャラも何も不満はないのですが、彼女が唯一、危惧しているのが大門未知子=米倉涼子という強いキャラのイメージなんです。『未知子が愛されるのはうれしいけど、私は未知子のように強くないから、あのイメージがつくのは……』と言っていましたからね。今後、本人は舞台やミュージカルを中心にやっていきたいそうです」(芸能関係者)

「今回で最後かもしれないし、そう思ってやってます」。米倉は「シカゴ」の5月の公開稽古でそう舞台への思いを語った。

 ロキシーも未知子もこれで最後なんて、寂しすぎる……。(ライター・黒田翔子)