「あまり裕福な家庭ではなく、子供の頃は納豆ワンパックを4人で分けたり、『大トロだよ』と目を閉じさせられてアボカドを食べたりしていたとか。欲しいモノも一切、買ってもらえなかったそうですが、上戸自身はそうやって家族で分け合う生活を楽しんでいたみたいですね。女優としての志の高さや、ぶれないメンタルの強さはそんな生活から得られた産物なのかもしれません」
さらに今回『昼顔』の続編映画への出演に至った経緯も、その女優魂が垣間見れるそうだ。
「何より、不倫をする役でも胸を張って仕事に行き、その背中を子供に見てもらいたいと思って映画のオファーを受けたそうです。さらには、『子供に悪い影響を与えるから』と、いい役ばかり受けても、『自分に面白みがなくなってしまう』と思っているようです。仕事に対してはそんなスタンスなので、今後もいろんな役柄に挑戦し、さらなる境地を切り開いていくと思います」(前出の記者)
妻であり一児の母でもある上戸。もちろん家庭では良きお母さんだと思うが、女優として今回のような不倫に溺れる女性以上の、背筋が凍るような悪役も見てみたいところだ。(ライター・丸山ひろし)