小栗旬(c)朝日新聞社
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 俳優の小栗旬(34)主演の火曜ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(関西テレビ・フジテレビ系)の第3話が4月25日に放送され、平均視聴率が12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが26日、わかった。初回が13・9%、第2話が11.2%と順調に推移し、3話連続で高視聴率を維持した。

 「CRISIS」は直木賞作家・金城一紀が脚本を手掛ける、骨太なアクションエンターテイメント。テロリストや新興宗教、軍事スパイといった国家を揺るがす事件に立ち向かう、公安機動捜査隊特捜班の姿を描いている。特捜班には多様な能力を持つ捜査員がおり、小栗旬が元自衛隊員で高い格闘技術をもつ特捜班捜査員・稲見朗を演じているほか、元公安部外事課所属で、高い格闘技術と冷静沈着さを持つ捜査員・田丸三郎を西島秀俊が、サイバー情報分析のスペシャリスト・大山玲を新木優子が演じている。野間口徹は爆発物処理に精通した捜査員・樫井勇輔を、田中哲司は特捜班班長にして取り調べの名手・吉永三成を演じている。

 第3話では、白昼に議員襲撃事件が発生し、直後に謎のテロ集団「平成維新軍」からの犯行声明が出される。平成維新軍は、この先も権力を利用して私腹を肥やす者たちを排除すると、テロの続行を宣言。特捜班は犯人を逮捕してテロを未然に防ぐよう命じられる……という展開。

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