体操の全日本種目別選手権の決勝が6月5日、東京の代々木第一体育館で行われ、この日の競技により体操男子のリオデジャネイロ五輪代表がすべて決定した。
リオ五輪の代表には、すでに内定していた内村航平(コナミスポーツクラブ)、加藤凌平(同)に加え、田中佑典(同)、山室光史(同)、白井健三(日本体育大学)を加えた5選手が内定。5名のうち4名は前回のロンドン五輪での日本代表メンバー。今回が初の五輪代表となる白井も、世界選手権の種目別ゆかで優勝を果たした実績があり、いずれも国際大会の経験は豊富だ。
内村は今回のメンバーを見て「僕が本当に信頼をおくことができる4人が入ってくれた」と言い、次のように話す。
「自分が代表に決まってから、どういうメンバーになるのか予想していたんですが、本当に思っていた通りになった。この4人が今、世界で一番強いチームだと思っています。これから練習をして、それを証明するために頑張っていきたいです」