意外と単純作業が利く。しかも、達成感があるものがいい。

 わたしの場合、領収書の整理などが結構いい。

 仕分けして、伝票書いていると、だんだん片付いてきて達成感もある。

 伝票整理が終わって、気がついたら、「この次は、何をやろうかなあ」と、やる気になっている。

 わたしの友人は、とにかく料理を始めるらしい。

 おでんとか、ポテトコロッケとか、時間がかかるけれど、家族が喜ぶものを作る。

 料理は、作品。できあがってくるにつれて、達成感も出てくる。

 しかも、食べる人の喜ぶ顔まで浮かぶ。

 どんどんやる気が出てきて楽しくなるらしい。料理を作りながら、

「洗濯もしなきゃ」

「棚の掃除をしょう」

 と、そんな気分になるらしい。

 パソコンを触っているうちにやる気になる人もいれば、気分転換に散歩に行くとやる気が出てくる人もいる。

 もちろん、スポーツもいいし、買い物もいいかもしれない。

 いずれにしても、「動く」こと、「まず、行動する」ことが大切。

 だからこそ、ふだん、ごきげんな時にこそ、やる気がない時にどんな行動をするかを決めておくといい。

 これを「やる気の種」だと思えばいい。

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