『偏差値35でも有名大学合格! 落ちこぼれの逆転受験術』(朝日新聞出版)/碓井孝介著/定価:1296(税込み)Amazonで購入する
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 新学年になって、はや2カ月が過ぎた。新学期一発目の全国模試で悲惨な結果を目の当たりにして、出鼻をくじかれた人も少なくないはず。でも、絶望するには、まだ早い。

『偏差値35でも有名大学合格! 落ちこぼれの逆転受験術』(朝日新聞出版)の著者である碓井孝介さんは、高1で受けた全国模試で偏差値35をマーク。人生を諦めかけたときに、「勉強は楽しいもの」という担任教師の一言に「だまされて」生活を一変。最終的に偏差値60水準の志望大学に合格したのだ。その後、司法書士試験、公認会計士試験にも一発合格した経歴を持つ。

「予備校にも通っていましたが、当時の僕のレベルでは講義にもついていけない。大手でしたし、個別に特別な指導を受けたわけでもありません。偏差値30台というレベルは、それ以前の問題なのです」と語る碓井さんが、人生を変える勉強法を教えてくれた。

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「一向に成績が上がらないし、自分は勉強してもムダなのでは?」「低偏差値の自分には有名大学合格なんて夢のまた夢」。勉強に苦手意識を持っていると、ついついこんな考えに陥ってしまいがちです。

 でも「そんな考え方はもったいない!」と僕は声を大にして言いたい。勉強の仕方を変えて、一定の学習量を確保すれば、絶対に有名大学に入れるからです。

 そう、勉強には「コツ」があるのです。

 成績を上げるためには、まずは机に向かう時間を増やす工夫が必要です。勉強が苦手な人は、そもそも机にじっと座っていることが苦痛で、結果的に勉強時間が少なくなってしまうところに弱点があるといえます。

 そんな人に有効なのが「締め切り延長 勉強法」。この勉強法は頭の持久力をアップさせるもので、「もう限界、これ以上は勉強できない!」という気持ちになってから10分だけねばるという方法だ。限界がきてから1時間ねばるのは難しいけれど、10分だけならなんとかできるもの。

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