年齢を経てますます大切なのは、毎日を機嫌よく過ごす力「ごきげん力」ではないでしょうか。
人生いいこともあれば、悪いこともある。馬が合う人もいれば、合わない人もいる。でも、どんなときでも「ごきげん力」さえあれば、大丈夫。
元吉本興業の名物マネージャーで、現在、「笑い」や「元気」などをテーマに年間300回ものセミナー・講演を行う大谷由里子(51歳)さんがお送りする「ごきげんに生きるために大切な習慣」。
大人気イラストレーターの上大岡トメさんのコラボ4コマも同時連載中です!
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わたしは、行き詰ったら旅に出る。
友達や夫や家族を誘って旅に出ることもあれば、ふらっとひとりで旅に出ることもある。
ふだんとまったく違う世界に身を置くだけで、新しい考えが浮かぶこともあれば、悩んでいたことがちっぽけなことに思えることもある。
美味しいものを食べたり、温泉に浸かったり、町歩きを楽しんだり、博物館に行ったり、ゆっくりしてみたり。
いろんな楽しみ方をしてみる。
旅行会社で働く友人の男性に尋ねたことがある。
「どうして、旅行会社に就職したの?」
彼から返ってきた答え。